株式会社いーふらんでは「おたからや」のフランチャイズをメインに事業を展開しています。しかし、契約の行き違い等により、オーナーと大元の会社の間で度々紛争が起きており、その事例にも基づいた被害者の会というものが開設されました。

今回の記事では、そんなフランチャイズ被害者の会について事例を絡めてご紹介していきます。

フランチャイズ被害者の会とは?おたからやのケース

ここでは、株式会社いーふらん「おたからや」フランチャイズ被害者の会について解説していきます。

実際に加盟したお店からの意見やフランチャイズ契約における融資問題、証券問題、複数の視点からさまざまなコラムが投稿されているのが「おたからやフランチャイズ被害者の会」です。

おたからやフランチャイズ被害者の会はどうしてできたのか

おたからやフランチャイズ被害者の会では、契約を進める上で起きてしまった事例などをもとに数多くの問題点などが掲載されています。具体的に、どのような事例が発生してしまったのかや被害者の会ができる原因であった事例について、詳しく解説していきます。

契約内容に不満を持っている人が多いため

おたからやは経済状況などに左右されず、業績を伸ばすことができる業界として有名であることから、オーナー希望の方がたくさんいます。

具体的に開業がどのような流れで進んでいくのか、その流れの最中で起こりうる問題や注意点を知っておくことは必須であると言えます。

被害者の会のサイトでは、一方的におたからやを批判するのではなく、おたからやのオーナー志望の方が安心して開業できるように、融資や契約、トラブルに関連したコラム記事を多く掲載しています。

閉店を余儀なくされたオーナーが複数いたため

フランチャイズ契約は、基本的にオーナーがお金を出すことはありません。本部である株式会社いーふらんが負担し、売上の何%を本部に収める形になっていす。

基本的には1から事業を展開するよりもリスクは圧倒的に低いですが、リスクがゼロというわけではありません。そのような観点から、成功するオーナーもいれば、失敗してお店を畳んでしまうオーナーもいるようです。

このように経営難に陥ってしまったオーナーが複数存在することから、原因や経営で起きてしまったトラブルについて細かくコラムとして掲載されていますので一度ご覧ください。

本部からの一方的な指示変更によるオーナー側の不満

フランチャイズ開業までは、オーナーと本部との話し合いで決定していきます。その際に、話の行き違いや事前通告のない指示変更などによりトラブルが発生しているようです。

主に、担当者がいきなり変わったり、条件の変更などが記載されています。引き継ぎに関するものや、事前通告のない指示変更に対する不満を多くのオーナーが抱えているそうです。

おたからやの運営会社とは?

おたからやの運営会社は株式会社いーふらんという会社で、古物の買取の他にヘルスケア事業や洗車事業など、幅広い事業を展開しています。

主な提供事業としては高級宝飾事業がメインで、おたからやは全国最多出店数を誇っているのです。フランチャイズ店会もメインで実施しており、多くのオーナーがおたからやとフランチャイズ契約を結び、おたからやを経営しています。

株式会社いーふらんの口コミに関しては当サイトの記事でも詳しく解説しておりますので、そちらを是非ご覧ください。

関連リンク:株式会社いーふらんの口コミは?転職希望の方必見!リアルな声を紹介

おたからやフランチャイズ(FC)の加盟をなぜ進めるか

おたからやは、なぜフランチャイズの加盟を推し進めていくのでしょうか。ここからは株式会社いーふらんがおたからやのフランチャイズ加盟を推し進める理由について迫っていきたいと思います。

本部の広報活動が店舗にも良いメリットを及ぼす

株式会社いーふらん運営の「おたからや」は業界でもトップに君臨するほどの知名度があるため、比較的こった集客をする必要はありません。

多くの方が開業した際に困るのが集客ですが、おたからやの場合は、ブランド品買取点として全国的に有名な店舗であることから、オーナー主導で集客をする必要性が高くないのです。

さらに、買取専門20年間のチラシ広告のノウハウや会社自体の信頼と実績により、テレビ番組の取材が多数。圧倒的な出稿量のWEB広告で集客を全面的にサポート、さらにはイメージキャラクターとしてタレントのコロッケさんが活躍されていることから、集客には困らないといえるでしょう。

低コストで開始して将来的には高収益を得られる

おたからやフランチャイズでは、低資金+少人数で開業が可能です。

商品在庫を持たないことが特徴のおたからやなら、販売するためのスペースもいらないため、省スペース+少人数で開業が可能です。机一つ、従業員一人から営業することが可能ですし、家賃費用などの経費も少額で済ませることができるのです。

さらに、おたからやなら査定して買取をした場合、本部に商品を発送するため在庫をかかえるリスクはありません。商品の在庫を持たないため、リスクを背負わずに店舗の営業をすることが可能です。

オーナーさんの実態はどうなのか

おたからやの公式サイトを参考に、オーナーさんのコメントをみてみましょう。

長崎県佐世保市で120年続く仏具店4代目オーナー。兼業で『おたからや』をスタート。現在2店目もオープンし年商2億円突破!おたからや 佐世保北店 吉村オーナー

仏具の売上が年々右肩下がりの中、新しいビジネスモデルとして 『おたからや』をスタート。いくつか買取業のFCを調べ、貴金属以外でも古銭や切手、骨董など 多く取扱いが可能なことがとてもインパクトがあり、加盟を決意。「起業や独立を考えている方はもちろん、現状のビジネスに閉塞感をもたれている方、 新しい収益の柱を探されている方は、私のように兼業でもスタートできますので、 一度お話しを聞いてみてはいかがでしょうか。」
引用:おたからや公式サイト
1日で『おたからや』のフランチャイズ加盟を決め、更に出店場所も即決定。今では開業してから10年連続で 黒字を継続中!おたからや 本厚木店 向山オーナー

何か仕事を探していた時に買取業に興味を持ち、『おたからや』をスタート。 以前、宝飾店に勤務していたこともあり、貴金属や宝石を扱うことに 抵抗がなかったということが興味を持った理由。「宝飾の販売経験はありましたが、真贋や査定となると未経験なので、 不安はありましたが、本部のサポートがあるので全く問題なかったです。また『おたからや』は全国に出店している直営店・フランチャイズ加盟店数No.1で、 圧倒的な知名度があり、競合他社と比べられた時はとても強いです。」
引用:おたからや公式サイト

ご覧いただける通り、知名度やサポート体制の恩恵を受けている点が、両オーナーの共通点と言えそうです。また、フランチャイズの特性を生かしながら積極的に店舗展開をしていることがわかります。

在庫リスクがない事による心理的ハードルの低さも魅力

どんなビジネスでもそうですが、在庫のある場合は心理的ハードルが高く挫折しがちです。おたからやではそんなオーナーの心理的ハードルを下げるため、集客・買取・換金の3つそれぞれに手厚いサポート体制が築かれているのです。

そして、在庫は店舗で抱えるという制度ではなく、本部が在庫を抱え、必要に応じて発送していくといった体制がとられているため、在庫によるリスクを最大限回避することができます。そして、オーナーを支える研修自体も揃っているため未経験でも参入しやすいといえるでしょう。

集客面での手厚いサポートでは「チラシ広告」「テレビCM」「WEB広告」といったトレンドに乗っ取った集客方法を実践しているため、かなりの効果を実感することができます。

買取面では、担当のスーパーバイザーが付き、開業から集客までのプロセスを行ってくれます。

わからない点や困った点等があった場合いつでも相談することが可能になります。そして、買取商品の拡大が行われる際はサービス開始後の地方ごとの研修会が開催されるため、査定力のアップを図ることも可能です。

換金面では、多くの古物店舗では本部を介して換金を行うシステムを採用しているため、中間マージンが発生します。

しかし、おたからやでは加盟店と換金業者が直接やりとりする仕組みになっているので、換金あたりのロイヤリティを支払う必要はないのです。

さらに、オーナー自身へのサポートも徹底しており、オーナー会が開催され、そこではオーナー同士の情報収集や成績表彰などが行なわれます。オーナーと本部の懇親会等も開催されており、ゴルフコンペやカラオケ大会、ボウリング大会などさまざまなイベントを通して交流を深めることができるのです。

裁判で争う事になった株式会社いーふらん事件

ここでは、平成29年5月31日判決の株式会社いーふらん事件について、解説をしていきます。事案概要「ブランド品などの中古品買取についてフランチャイズ契約を結んでいた加盟店が契約の合意解除後に競業を行っていた」ということが発覚し、本部と元加盟店とが争った事例です。

本部側は、契約書で交わしていた「加盟店による契約終了後の競合行為があった場合はロイヤリティの36か月分の違約金を支払う」という内容に基づき、元加盟店に対して約2300万円の違約金を請求しました。

一方、加盟店側はそもそも競業禁止は営業の自由を害し、無効であると違約金の支払い義務を否定しました。

最終的な裁判所側の判断は、フランチャイズ契約終了後の競業禁止自体は有効であるが、36ヶ月分の違約金は高額すぎるため無効であるとし、6ヶ月分の違約金の支払いのみを命じました。

この訴訟の詳しい内容に関しては下記をご参照ください。

関連リンク:株式会社いーふらんは悪い会社ではない!裁判や口コミを徹底解説

フランチャイズ契約の注意点を事例から考える

上記の項目では実際に起きた裁判事例について見てみました。上記の内容を踏まえてフランチャイズ契約を結ぶ際の注意点について確認していきます。

契約書の内容を数字単位で確認する意識が必要

契約書にすぐにサインするのではなく、まず数字単位で確認し意識する必要があります。契約書は文言がたくさん書いてあるため、読む気が失せてしまいサインを安易に書いてしまいがちです。しかし、後々のトラブルを回避するために、契約書の内容は隅々までチェックしましょう。

おたからやのフランチャイズ契約は大元である株式会社いーふらんの手厚いサポートを受け経営することができるため、何もしなくても経営がうまく成り立つのではないかと考えている方が多いと言えます。

しかし、経営自体大手の企業でもいきなり倒産することがあり得ますので、基本大元の会社に任せっきりでは経営がうまくいくとは言えません。

さらに、おたからや店舗自体、全国都道府県に数多く出店されているため、周りの競合に勝つためには自社店舗ならではの施策を打ち出す必要があります。サポート面が充実しているからといって、本部に集客や査定を任せっきりでは経営が成功するとは限りません。

違約金の金額感の確認

フランチャイズ契約において、違約金が発生することが多くのケースで判明しています。

フランチャイズ加盟店として営業したり、解約したりすることは日本国憲法の基本的人権に乗っ取り自由であると考えられています。

ですので、仮に違約金が発生したとしても、法外な金額の場合は加盟店が自由な契約ができず、解約金自体が公序良俗に反するとして減額されるケースがあります。

いずれにせよ、解約金に関する問題は必ず発生しますので、あらかじめ違反しないように確認しておくことをおすすめします。

ロイヤリティの金額感の確認

古物業界の中では、トップのネームバリューをもつおたからやですが、運営元の株式会社いーふらんの貴重な経営ノウハウや集客力を使うため、ロイヤリティが発生する場合があります。

ロイヤリティの金額に関してはさまざまですので、他会社のロイヤリティなどを確認して金額感を掴んでおくようにしましょう。

システム使用料の金額感の確認

フランチャイズ本部構築や立ち上げにおける、システム使用料が発生する場合があります。実はシステム利用料は、いーふらんが開発したシステムを使うから発生するという料金ではなく、加盟店の立ち上げを支援する名目で支払うものとなっています。

加盟店の正確な数値の把握や加盟店のデータ上のバックアップを組むというもので、その費用を加盟店にも負担してもらう、という考え方でシステム使用料がかかってくるのです。

このシステム利用料についても条件などによって変わってきますので、事前に確認しておくことをおすすめします。

ペナルティは中途解約で発生するか

基本、フランチャイズ契約期間は決まっています。もし契約期間中に途中解約したいとなると、違約金やペナルティが発生する場合があります。

競業避止義務が発生する可能性

基本フランチャイズ契約には「競業避止義務」というものが前提となります。これは、契約終了後に一定期間は同商業行為を行ってはいけないという決まりごとです。

これを守らないと、契約違反としてみなされ、多額の賠償金や違約金を支払わなければいけなくなる可能性があります。

基本的には契約書に書いてあるので、そちらの項目を第一優先に確認することをおすすめします。フランチャイズ関係でトラブルになる際はこちらの項目がほとんどですので、競業避止義務については絶対に確認しておくようにしましょう。

フランチャイズのデメリットに関しては以下もご参照ください。

関連リンク:フランチャイズのメリットとデメリットとは?フランチャイズの利点について解説

おたからやの3つの魅力

つづいては、フランチャイズ契約をおたからやで結ぶことによって得られる3つの魅力について確認していきます。

①事前入金を活用できる

買い取った当日、商品を本部へ発送する前にオーナーに対して事前に入金することができる制度です。高額商品を買い取る資金がない場合、加盟店に事前に買い取り金額を入金することができます。資金がなくても高額商品をお客様から買い取れないといった機会損失を防止することができるのです。

このような仕組みはおたからやのみであり、他店のお店では実現されていません。あまり見かけない珍しい商品を資金が足りないという理由で失ってしまうのは非常にもったいないことです。このような点があることからおたからやは未経験の経営者の方でも参入しやすいでしょう。

②査定サポートがある

実際に未経験からお店を出店するオーナー様も多く、そのような方をサポートするための環境も揃っています。

査定をする際は査定に関する知識や商品の価値や市場価値を見定める必要があります。しかし、そのような経験や知識はたった数年で身につけることはできません。

査定が心配な場合は、本部がオーナー様に変わって査定をサポートしてくれるのです。買取を行う際はスマートフォンで写真を数枚撮影し、本部にメールを送るだけで本部にいるプロの査定員が金額を返答してくれます。

このように、未経験でも活躍するための環境が整っているのがおたからやなのです。

③ロイヤリティを初月から回収できる

開店から投資回収は最短1ヶ月で実現可能です。なぜかというと、上記でも説明させていただいた通り、圧倒的な集客力や本部のコネクションにより商業施設にも出店することができるからです。

さらに、新型コロナウィルスや不況にも負けない市場推移を誇っており、古物取引の中ではおたからやがトップの座に君臨しています。

圧倒的な集客力とネームバリューを持っているおたからやだからこそ短期の投資回収が実現できると言えるでしょう。

関連リンク:フランチャイズは儲かるって本当?失敗例から学ぶ儲けるための方法を解説

被害者の会は存在するが、実際にフランチャイズ加盟にはメリットが多かった!

おたからやフランチャイズ被害者の会では、トラブルの内容などがいくつか投稿されていました。しかし、実際に調べてみるとおたからやのフランチャイズは魅力的なものでした。

サポート面も手厚く稼ぐための経営を行うことが、1から起業するよりも非常に効率的で心理的ハードルも低いのです。もし、古物に対する興味があり始めてみたいけど、資金も少なくて勇気がないという方はフランチャイズ契約を結ぶことを視野に入れてみてください。